ご祈祷

安産祈願

安産の御祈願は、授かった尊い生命に感謝し、胎児の健やかな成長を願って妊婦が腹帯(岩田帯)を締めるお祝いです。一般的には、母子ともに安定期を迎える妊娠5ヶ月目の戌(いぬ)の日に、赤ちゃんの無事な出産と母体の健やかさを祈願します。戌の日を選ぶのは、犬が安産であること、そして多くの子を健全に育てることにあやかろうという日本古来の伝統に基づいています。ただし、戌の日以外の日にも安産祈祷を受け付けておりますので、状況に応じて柔軟に対応可能ですのでご相談ください。

腹帯を締めることには、いくつかの重要な役割があります。まず、腹帯は妊婦の腹部を保温し、冷えから守ることで胎児が安定した環境で成長するのをサポートします。また、妊婦の体を支え、動作を軽快にする役割も果たし、日常生活を快適に過ごせるよう助けてくれる重要なものです。

新しい生命が母体に宿ったことは、ご家族全員にとって喜びの瞬間です。その喜びを共有しながら、胎児の健やかな成長を願い、安産の祈りを捧げることは、心の安定にもつながります。安産祈願は、出産という人生の大きな節目を安心して迎えるための心の準備でもあります。祈りを通じて、新たな命の誕生とその未来が明るく健康であるように願いましょう。

※腹帯をご持参の方は、ご神前でお祓いを行いますので、御祈祷前にお渡しください。

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